ポケモンえあぷブログ

ぼくはマイオナ

現在の環境に至るまで

【テテフミミッキュの凋落】

 

 SM初期に騒がれたポケモン上記の二体は著しく上位構築において採用率を下げている。対面性能が高く11の殴り合いには殆ど負けることがないポケモンではあり非常に強力な駒ではあるものの対策が確立されてきているためだ。

 

1.ミミッキュ

 結論から述べると半回復実を持った高耐久地面と鋼の著しい増加が問題となっている。

ミミッキュというポケモンは早く柔らかいポケモンには即Z、遅く硬いポケモンには剣舞Zという動きが非常に強力ではあるもののその裏Zを消費した後は非常にスペックが低いポケモンに成り下がってしまうという問題点を抱えていた。

結果耐久地面にZを耐えられ混乱実を発動された上で岩石封じなどで一回Zを誤魔化されてしまうと脆さが露呈してしまう。

また、対鋼においては高打点であるミミZは通らず頼みの綱であるゴーストZは守るで透かすというプレイングが登場したことに加え半回復実を鋼が持つようになったことで突破が非常に難しくなってしまったためだ。

 

2.カプ・テテフ

 ミミッキュと同じく鋼の著しい増加が大きな問題となっている。

これはミミッキュにもいえることであるが対面性能は非常に高いものの繰り出し性能がないため一回受けられた後のサイクルが非常に苦しくなりがちということ。

増えているガルドやグロスに容易い受けられ、かつガルドはゴーストZと毒・グロスは技範囲の広さやアイヘの怯みなどがあるため非常に受けづらい崩しを行われるためだ。

 

【増えた地面と鋼に対するアプローチ】

 

 

 現状では鋼から崩すというのは主流になっていない(2018/2/16時点)というのも崩しでまず考えられるのは炎であるが、崩しに参加するポケモン(馬車・ガモス・リザ等々)がピーキーな性能であるためだ。

地面の増加によってステロが撒かれている状況が多発していることや本稿では深くは触れないが水を絡められた場合に崩し範囲が取れないこと、また鋼と強い並びを作るマンダに弱くなりがちであるという点が問題視されているからだ。

 

 

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そのため鋼ではなく地面に対してのアプローチが主流となっている。結びを持ったシュカコケコやレヒレなどさまざまな方法が試みられているが中でも現在大きく数を数を増やし有力視されているのが

身代わりハイドロカノン激流水Zゲッコウガである。

圧倒的な指数を有し、ポリゴン2などと言った従来ゲッコウガ受けが安定したポケモンを吹き飛ばすことが可能でナットを除いた鋼までも突破することができる。

そのためゲッコウガに対して上からの処理や水・草でのタイプ受けなどを考えるもスカーフや各種Z・珠といった従来の型を使われた場合に大きく不利を取ってしまうことが考えられ、難しいといわざるを得ない状況となっている。

 

【今後のメタゲームの展開】

 目先の状況としては(2018/2/18)ではゲッコウガを中心に環境が回っていくであろう。各所でさまざまな対策が考えられているため一時を過ぎたら数を減らすようにも感じている。

ただ、ある程度先のことであるように感じるため、とりあえずはゲッコウガを使用する。または対策する側に回る必要性があるのではないだろうか。これ以上は筆者の力量では何ともいえないところである。

 

しかし、テテフミミッキュの対策が進み対面思考が難しいと言わざるを得ない状況のため7世代を通してある程度サイクルのまわせる構築、並びとしての強さを求める時代が続いていくのではないだろうか。

 

以上さめでした。